ソウルサウンドライアー 調弦変更研修会に参加しました
あけましておめでとうございます。
歩美花(ふみか)です。
本年も”活動レポ”をどうぞよろしくお願い致します!
目次
調弦変更の年が、いよいよ始まります!
ソウルサウンドライアーの調弦変更研修がありました。
タオ・ステラ・スターシード・ドルフィン・ラーナが集まって、
音階を「フロイデ音階」に変更することに挑戦!
今まで「レイラニ音階」や「サラスバティ音階」などの音階は耳にしたことがありましたが、
「フロイデ音階」は初めて。
実は「フロイデ音階」は、
ベートーヴェンの”第九”のラスト!
[歓喜の歌]の音から産まれた音階だそうです。
その音階は、”キラキラ煌きながら、布がなびくような美しい音の流れ”
しかも、その音階に揃えることで
グランドルフィンもラーナも一緒に奏でられると言うところも大きな特長です。
まり子さんが、ライアーそれぞれの弦に合わせて、フロイデ音階を展開してくれているからです。
どうして 今、調弦なのか? まり子さんのお話
はじめに まり子さんから「どうして調弦をするのか?」
についてお話しがありました。
所有という概念は、人間が作ったもので、
この世自体は、人間が作ったものではないのだから、
音階も誰かが所有するものでなくて、誰でもその音に親しむことができる、そんなふうに考えています。
これから、自分の中から湧き上がる自分のメロディにピタっと合う音階に出会えた時の喜びを、みんなにも体験してもらいたい!
だから安心してその探求ができるようにと、この会を開きました。
そうおっしゃっていました。
調弦変更する時に注意してほしい 5つのこと
調弦変更する時に注意することはたくさんあるのですが、
その中から、5つお知らせしますね。
- 弦が切れることがあるので、目を守るため顔を近づけない。(眼鏡やゴーグルをつけるのも良い)
- 元の音を基準にして、上1音半、下1音半までが変更可能。
(スチール弦はそんなに伸びないため、3度が弦に負担の無い範囲) - 調弦チューナーは、アプリ「PanoTuner」の有料版を使うのがオススメ。
- 調弦した後は、しばらく音が安定しないので、(弦が元に戻ろうとする)
使いたい日の一週間前には、調弦を済ませておく。 - 指で弦を押し、弦の張りを確認しながら、ピンを回す。
調弦変更する前にしておきたい 下準備
調弦変更していると、音を上げるのか?下げるのか?
がよく分からなくなってしまいますので、
事前に元の音の並びを紙に書き出し、
その横に、これから変える音を書いて、
特に 音を上げるものについてはチェックしましょう。
弦がピンと張りすぎていると切れる可能性があるので、
音を上げる方が、下げる方より注意が必要です。
弦の張り具合を必ず指で感じ、確認しながら、音を変えていきます。
調弦表を鵜呑みにせず、指先の感覚を信じて。
もし、不安な時には無理をせずに
慣れた人に相談しましょう。
とのことでした。
調弦を終えて、歩美花の感想
まり子さんに、今回「フロイデ音階」を教えていただきましたが、
まり子さんは実は既に、なんと100通りの音階を試しているとおっしゃっていました!
これから、どんな音階を聴かせてくれるのか、興味津々です。
また実際に、調弦を体験することで、
ライアーの可能性を強く感じました。
というのは、ライアーを2台弾きする方も多いですが、
それぞれ違うライアーを、新しい音階で奏でたらどうでしょう。
違う世界観になるのではないでしょうか?
自分の持ち味をしっかり表現していくことが、喜ばれる時代なのかもしれません。
奏者がもっと自由な発想で、
素敵な音の組み合わせを発見していく…とても期待できる年となりそうです。
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